工場長の知恵の輪 第2号 活気作りの極意
最近メキメキと活気が伝わってくるディーラーセンター長さまからお話を伺ってきました。
ー ズバリ!どんな取り組みをされたのでしょうか
●以前は本部からの伝達はペーパーを回覧していたが、現在は月頭・月中におさらいも含め口頭で伝達している。 結果として部下の理解力と徹底度があがる。
●「1分間スピーチ」
朝礼で全員が交代で1分間スピーチを話す機会をつくっている。実施の理由は、将来人前でちゃんと話せる事、その人となりを知る機会をつくることだ。話題は、休みの出来事、子供のこと、趣味の事、など何でも良い。一分間スピーチをするようになってから、 それぞれがその人の一面にふれ興味を持つようになった。
●個別面談
定期的に一人ずつ面談を実施している。場合によっては1時間をかけても耳を傾けて話を聴いてあげる。 おかげさまで、最近部下から良い意見がでるようになった。良い意見は、本人一人でなく現場の皆で共有するようにどうすべきか考えさせる。(ただし、意見は喜んで聞くけど、愚痴は聞かないよ。と正す。)
● ふだんから口にしている事は?
「忙しいからできません。は理由にならないよ。どんなに忙しくても、メシ食う時間はつくるだろう。同じように仕事も優先度と重要度を理解していれば、時間を作って配分してやれるだろう。問題は、忙しさではなく、君の意識次第じゃないのかい?」と問いただす。
●お客様がきた際、私が自ら「いらっしゃいませ」と大きな声で声掛けを続けていると、スタッフも 同じように挨拶するようになった。
お客さんから「最近明るく挨拶して迎えてくれるね。」と評判になってきたのが何より嬉しい。
ー 丁寧にスタッフの皆さんを気遣っておられ、普段の取り組みを積み重ねられて大きく工場の雰囲気が元気になる事がよくわかりました。センター長さま、お忙しい中、長時間ご協力ありがとうございました。おかげさまでとても勉強になりました。